●今年の化石採取環境は、猛暑による熱中症の危険、ヒグマとの遭遇増の危険、大雨後の林道未修復による産出現地への不通等の影響から思うような成果が得られなかった年の様に思います。
●この度の出品は、これぞ北海道のアンモナイト化石だと象徴しても過言でない正常巻の代表選手とも言うべき2種類が数個寄り添う2点です。
(2点とも羽幌地域産出)
●一点①は、最もアンモナイト化石らしく、クルクルと巻きの数も多く、巻の太さも巻き方もバランスのとれた
「ゴードリセラス」が3個仲良く寄り添う品です。
ゴードリセラスには、巻の断面や表面の筋(助)等の相違から4種類ほど有りますが、出品したものは巻の最も多いテヌイリラタムと言う種名のものです。
右上には巻の途中にクビレのある小さなプソジア及び裏面にはホースを折り曲げたような形状の異常巻ポリプチコセラスの仲間であるディプロモセラスの一部が顔を出しています。
●二点②は、太めの巻き、中心寄りに深く蜜に巻くヘソが有り、殻の表面が
平滑を特徴とする「テトラゴニテス」が3個寄り添う品です。
この種類にも巻きの厚さや浅い巻き方等の相違から3種類ほど有りますが、出品したものは最も多く見られるグラブルスと言う種名のものです。
これも3個が仲良く寄り添い、左側面にはポリプチコセラスの一部や、裏面にはテトラの半分が浸食された断面が見事に見えています。
●どちらも標本や置物として丁度よい大きさと、しっかりクリーニングされた見応えのある価値ある逸品と思います。
●資料は以下の4点で、ご覧になって知識を深めて下さい。
1,アンモナイト化石に関する簡単な解説書
2,主なアンモナイト化石の分類写真
3,アンモナイトの図解
4,アンモナイト化石に関する新聞記事
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